アメリカの田舎で暮らしています

年下夫と猫のここちゃんとの暮らし。ジョージア州でRN(看護師)してます。

広島旅行

こんにちは、ちいです。

 

少し前に2週間ほど日本に帰省したんですが、帰省中友達に会いに一泊二日で広島に行ってきました。

留学中に知り合った、この友達に会ったのも10年以上ぶり、広島は20年ぶり??ってほど久しぶりだったんですが、良い時間を過ごせました。

 

1日目はまずは岐阜に住んでる妹と名古屋で待ち合わせて一緒にお昼(わたしは名古屋ではない地域の愛知出身です)。その後で夕方広島へ。

 

今彼女は鍼灸師をしているので、お店にお邪魔して、鍼とマッサージをしてもらいました。

その後で、お好み焼きを食べに。

広島のお好み焼きといえば、焼きそばの麺が入ってるイメージだったんですが、うどんの麺が入っていることもあるそうで。まだ食べたことのない味に挑戦してみても良かったんですが、うどんの麺入りお好み焼きのイメージがどうしてもできなくて、焼きそばの麺を選びました。

 

美味しかったです。そして、自分で鍼灸のお店を開いて頑張っている友達と色々話して、刺激を受けた夜でした。

 

 

翌日は一人で広島観光。

宮島に行くか原爆資料館に行くか迷った末、原爆資料館を選びました。

 

 

原爆資料館は、20年位前に来た時とは展示物が変わっていたような気がしました。以前に来た時は、展示物がとても怖かった記憶があったんですが、少し雰囲気が変わっていました。それでも、原爆の怖さは十分に伝わりました。

 

原爆資料館から広島駅に向かって歩いている途中、検診センターの前を通ったんですが。

検診項目の中に、原爆被爆者健康診断なんて項目があることに驚きました。

1945年に原爆が投下されてから79年。今でも被害に苦しんでいる方達がいる、って言うのは心苦しいです。

 

アメリカ人と原爆の話しになることが留学中たまにあったんですよね。もちろん、アメリカ人に原爆の事謝ってよ、とかそんな気持ちで話してたわけでは全くなかったんですけど。だけど、原爆がなかったら、戦争が長引いて、日本の被害はもっと大きくなってたと思うよ。原爆のおかげで日本の被害が少なくてすんで良かったね、みたいな反応の人が意外に多くてショックだった記憶が思い出されてすごく複雑な気持ちになりました。

 

以前一緒に働いていたフィリピン人の同僚に、あなたは日本人だけどいい人だね、って言われたことがあるんです。どうやら、彼女のおばあちゃんは日本がフィリピンを統治していた時代に、日本人から酷い扱いを受けてたらしくて。具体的に何があったのかは同僚も知らないみたいなんですけど、とにかく日本人は酷い人たちだから話しをするな、関わるな、って言われながら育ってきたみたいなんです。だから、今まで日本人は酷い人たちって信じてきたけど、そんなこともないんだね、って言われたんですよね。

 

日本が原爆の被害を受けたのは事実だけど、日本は被害を受けただけの立場じゃなくて、加害の立場だったこともあるって事も忘れちゃいけないな、という事も含めて思いだした広島旅行でした。戦争って一体なんなんでしょうね。