アメリカの田舎で暮らしています

年下夫と猫のここちゃんとの暮らし。ジョージア州でRN(看護師)してます。

実技試験を受けた時のこと(過去の事)

こんにちは、ちぃです。

 

先日、運転免許を取りに行こうとしましたが、必要な書類がまだ手元に揃ってなくて、筆記試験を受けさせてもらえなかった話しを書きました。↓

 

countrylifeinusa.hatenablog.com

 

昔、留学中に運転免許を取ろうとした時も一筋縄ではいかなかった事を思い出したので、今日はその話しを。

 

日本でも運転免許は持っていましたが、完全なペーパードライバーでした。留学を始めた当初はバスで通学していましたが、バスが全然時刻表通りに来なかったり、乗り換えが上手くいかなかったりで、通学にやたらと時間がかかることが多かったため、車通学を始めようと思いました。(運よくいい感じの中古車も見つかった!)

 

無事に筆記テストも合格し(3回受けたけど・・・笑)、友人に何度か付き合ってもらって車も貸してもらってモールの駐車場等で運転の練習もして、実技試験日当日は別の友人にお願いして、車を貸してもらえることになりました。(免許センターに実技試験用の車はなく、実技試験は自分で持ち込んだ車を使って行われます)。

 

何度か運転の練習をした、とは言っても不慣れだし、ドキドキしながら、黒人のおばちゃん試験官と一緒に車へ。

 

おばちゃん試験官の指示を受けて、免許センター周辺の道を運転して試験は終わるはずでした・・・

 

試験官「次の信号で左に曲がって」

わたし「オッケー」

 

ブラインドスポットを確認しながら、左折します。運転に不慣れなのも事実だし、ブラインドスポットの確認が足りない!と注意されないように、多少大げさに左後方を確認したのはわたしも認めますが・・・

 

試験官「はぁ・・・あなた、何やってるの!何で後ろを見てるの!危ない!車降りなさい!あなたにはもう運転させられないから、わたしが運転して免許センターに戻るから!」

わたし「ブラインドスポットを確認してたんですけど!」

試験官「早く車を停めて、車から降りなさい!」

 

意味が分からないまま、試験官と入れ替わりました。そして、そこから5分弱の免許センターに着くまで、車内でめっちゃ揉めました 笑

 

わたし「ブラインドスポットを確認してたんですけど!」

試験官「ブラインドスポットって何?後ろを見るなんて危険すぎる!バックミラーを使いなさい!」

わたし「バックミラーに映らない場所がブラインドスポットでしょ?そこを確認してたの!」

試験官「あなた、何言ってるの?(バックミラーを指さしながら)わたしはもう何年もこのミラーを使って後ろを確認してるし、一回も事故を起こしたことはないから!」

 

何でブラインドスポットを理解してくれないんだろう?もしかしたら、アメリカにはブラインドスポットという定義が存在していない?

 

と頭の中がぐるぐるなりながら、免許センターに戻りました。

 

その日、一緒に試験を受けに行っていた日本人の友人も、全く同じ理由で実技試験は不合格になりました。

 

 

家に帰って、早速教本を確認すると・・・

 

ブラインドスポット、当然教本に載ってます。確認しましょう、って。

 

 

おばちゃん試験官、まさかのブラインドスポットを知らなかった?怒

 

 

今は分からないですけど、当時は、実技試験に落ちると次に受けれるのは1か月後。わたしは新学期から車通学するつもりでいて、この時は夏休み中でした。1か月後には新学期が始まっているため、一緒に学校に通っていた友人に車を貸してもらうのは難しくなるし、既に今すぐ買える車を見つけてしまっていました。

ブラインドスポットを知らなかったのは試験官の方だし、そんな理由で1か月も試験を受けるのを待てない!と思い、DMVに電話をかけて、責任者の方と直接お話し 笑

 

「教本の○○ページにブラインドスポットの事が書いてあるんですけど、試験官はブラインドスポットを知らなくて、そのせいで不合格になりました。納得できないので、再試験まで1か月も待てません。」って。若気の至り?笑 

 

一旦電話は切られましたが、確認が取れたのか、電話が折り返しかかってきて、もしもすぐ試験をもう一度受けたいなら明日また受けてもいい、と言われました。

 

一緒に不合格になった友人に、また試験を受けれることになった事を伝えると、彼女も早速DMVに電話していました。

 

そして、翌日再び実技試験を受けて、めでたく運転免許ゲット!(別の試験官でした 笑)

 

こういう小さな経験を通して、異国に住んでいるとどんどん強くなっていくんでしょうね 笑 黙ってちゃダメだって学んでいったんでしょうね 笑

 

 留学中に起こった出来事も、またたまに書いてみようかな、と思います。