アメリカの田舎で暮らしています

年下夫と猫のここちゃんとの暮らし。ジョージア州でRN(看護師)してます。

インスタカートのショッパーを体験してみた

こんにちは、ちぃです。

 

インスタカートのショッパーというものを体験してみたので、その時のお話しを。

 

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今正社員として仕事していますが、わたしの知る限り、病棟で勤務している人は週3日勤務(12時間勤務X3日)。週4日休みで嬉しいんですが、最近やる事がなくて少し暇に感じてしまっていました。

 

そんな時、夫が知り合いから聞いたインスタカートというもの。

わたしは存在も知らなかったんですが、近所のスーパーの品物をネットショッピングの様な感覚で買える、という仕組み。

わたしはインスタカートを使ってショッピングをするのではなく、インスタカートの利用者の為に買い物をして届けるショッパーを体験してみました。

 

ショッパーになるには労働許可がないといけないので、留学生がショッパーになるのは無理なようです。

 

携帯にアプリをインストールして、簡単にショッパーになる登録は完了。

その数日後、ショッパーとして買い物する際に使用するクレジットカードが送られてきました。

 

 

途中で分からない事があったらどうしよう、お客さんに迷惑かけちゃう、と思い、夫に一緒に買い物に行ってもらうことに。

 

一番最初の仕事は、受け取る金額はとりあえず置いておいて、比較的買い物しないといけない品数が少ないやつにしよう、と思っていました。

 

携帯の画面に買い物後に受けとれる報酬額、買い物する品数、買い物しに行く店の名前が表示されています。わたしが普段利用しているスーパーで、20品程の物があったので、選びました。選ぶと最初に表示されていた金額の内訳(インスタカートから支払われる金額プラスお客さんからのチップ)が表示されました。

 

最初に表示されていた金額は$8。内訳はインスタカートから支払われる額$8。お客さんからのチップ$0。この時点でやる気はほぼ無くなりました 笑 

チップ目当てで働いている訳ではないにしても、最初からチップ払う気はないですよ、と言われてるのに、丁寧に買い物しましょう、なんて正直あまり思えず。

 

 

いくら普段から利用しているスーパーでの買い物、とは言え、買い物リストのほとんどがわたしが普段買わない物で。何がどこにあるのか上手く探せず。やっと探せても、微妙にサイズが違ったり、味が違ったり。牛ひき肉がリストにあったのですが、リストには牛ひき肉、としか書いてなくて、でも、店内にあるのは80%Leanとか90%Leanとか色々。商品のバーコードをスマホでスキャンしながら買い物して行くのですが、お客さんが選んだ品物以外は受け付けてくれないので、その度にいちいちメールでどのひき肉にしますか?とか連絡を取らないといけないのもかなーり手間。

 

たった20品の物を探すのに、お客さんとのやり取りも含めて30分近くかかりました。

 

インスタカートからわたし達に支払われる金額は、買い物の総額によって決まるようで、お客さんが指定してきた品物が店頭にない時は、なるべく他の商品をお勧めしましょう!みたいに出てくるんですが、商品がない時は空の棚の写真を撮って、商品がないです、と連絡して、代わりにこちらの商品はどうですか?と写真を撮ってまた連絡。これがまた結構めんどくさくて・・・

 

スーパーで買い物するのは好きなんですが、こんなにストレス感じながら買い物するのは初めてだったかも。小さいスーパーの店内で夫と軽く喧嘩しながらどうにかこうにか買い物終了。

 

買い物を終えると、そこでお客さんの家までの住所と地図が表示されます。

今回のお客さんの家は我が家から1分かからず、の距離に住んでいる方でした←知り合いではありませんでしたが。

 

お客さんの家に着いてみると、我が家に負けず劣らずのボロボロの家で。ひょーっとして現金でチップくれたりするのかな?なんて少し期待もしてましたが、何も受け取る事なく終わりました 泣 10キロ位の重たいドッグフードとか買って届けたんですけどね・・・

 

何でチップくれないの?と怒ってるわけではないんですが、サービスに対してチップを払うのが当たり前、みたいになっているこの国で、平気でチップは払いません、だけど買い物はしてきてください、と言えてしまうのは少し疑問に感じるところで。もちろんお客さんはインスタカートに手数料は払ってるんでしょうけどね。

 

仕事を引き受けて家を出てからお客さんの家に商品を届けるまでにかかった時間はちょうど1時間でした。そして、受け取った金額は$8。急いで買い物しないと!っていうストレスもあるし、暇つぶしにはなったけれど、あんまり好きな仕事ではありませんでした。

 

 

そのうちまたやろうかな、と思える日は来るかもしれないけれど。

今はいいかな・・・